「未経験のポートフォリオは意味ない」「やめとけ」——この言葉、検索してしまった時点で、もう不安でいっぱいですよね。僕も未経験の頃、SNSや掲示板の強い断言に飲まれて、手が止まったことがあります。せっかく勉強を始めたのに、努力が全部ムダに見えてしまう。結論を少しだけ先に言うと、未経験 ポートフォリオが“意味なくなる”のは、存在そのものじゃなく「作り方」と「判断材料」が足りないときです。丸写しや目的不明、途中放棄が多いのは事実ですが、逆にREADMEや改善点、学習ログを整えれば、完成度が高くなくても評価は変わります。この記事では、「意味ない」と言われる理由を冷静に分解しつつ、ポートフォリオが武器になる人/ならない人の違い、そして転職 ポートフォリオ 評価につながる“整え方”まで整理します。最後は「ポートフォリオ 何から作る?」の迷いを、職種→言語→規模の順で解決し、学習・準備フェーズに着地させます。
前回までの記事
未経験が「意味ない?やめとけ?」で不安になる理由
「未経験のポートフォリオって意味ない?」
この一言、刺さりますよね。
頑張ろうとしているほど、胸がギュッとなります。
僕も未経験の頃、一回折れました。
学習を始めて1〜2か月くらい。
やっとHTMLとJavaScriptを触って、簡単な画面が出せるようになった頃です。
勢いでSNSを見たら、「未経験のポートフォリオは評価されない」「やめとけ」みたいな言葉が並んでいました。
正直、スマホを置きました。
「じゃあ何をやればいいんだよ」って。
その日の夜、PCを開いても手が動きませんでした。
学習が嫌になったというより、判断ができなくなった感じです。
作る意味があるのか、ないのか。
今の自分のレベルで作っても笑われるんじゃないか。
こういう不安が一気に押し寄せて、制作どころじゃなくなりました。

SNS・掲示板の強い言葉に飲まれる
SNSや掲示板の言葉って、強いんですよね。
短い言葉で断言する。
「意味ない」「不要」「やめとけ」みたいに。
しかも困るのが、その言葉が“正しそう”に見えることです。
成功してそうな人が言っていたり、転職経験者の体験談っぽかったり。
だから余計に、未経験は飲まれます。
僕も完全に飲まれた側でした。
その日から数日、制作を避けました。
代わりにやったのは、情報収集。
「未経験 ポートフォリオ 必要」みたいに検索して、また強い意見を見て、さらに不安になる。
今思えば、あれは学習じゃなくて、不安の燃料を集めてました。
でも、ここで気づいたんです。
強い言葉が怖いのは、内容よりも「自分の立ち位置が分からない」からだと。
「意味ない」が刺さるのは“評価基準が見えない”から
未経験が一番しんどいのは、評価基準が見えないことです。
何ができたらOKなのか。
何ができないと落ちるのか。
この“線”が分からない。
だから「意味ない」と言われると、
自分の努力が全部否定された気がしてしまいます。
でも実際は、否定されているのは努力じゃなく、
「評価されない作り方」だったりします。
未経験が不安になりやすいポイントを整理します。
これが頭の中で渋滞していると、制作が止まりやすいです。
- 完成度はどこまで必要?
- デザインが弱いと落ちる?
- コード量って多いほどいい?
- 流行技術を入れないと評価されない?
- GitHubの見栄えが悪いと不利?
- 面接でちゃんと話せる?
これ、全部「基準がないから」怖いんです。
そして基準がないまま作り始めると、途中で迷って止まります。
次の章では、「意味ない」と言われる理由を冷静に分解します。
何が“意味なくしてしまう”のか。
逆に、どうすれば無駄にならないのか。
ここを整理すると、やるべき準備が見えてきます。
「意味ない」と言われる理由は“ポートフォリオの作り方”にある
「未経験のポートフォリオは意味ない」と言われると、
努力そのものを否定された気がしますよね。
でも、現場で見てきて思うのは、**否定されているのは“存在”ではなく“作り方”**です。
僕自身、最初に作ったポートフォリオは、今思えばかなり危うかったです。
動くものは一応ある。
GitHubにも上げている。
それなのに、誰かに見せると反応が薄い。
「で、これは何?」と聞かれて言葉に詰まりました。
このとき初めて気づきました。
意味がなくなるかどうかは、完成度より“中身の伝わり方”で決まる、と。

よくある“意味なくなる作り方”3パターン
未経験のポートフォリオが「意味ない」と言われがちな理由は、だいたい次の3つに集約されます。
1つ目は、丸写し。
教材やQiitaをなぞって完成。
動くけど、なぜそうなったか説明できない。
これはかなり多いです。
2つ目は、目的不明。
「何となく作りました」状態。
誰の何を解決したいのか分からない。
見る側は評価の軸を持てません。
3つ目は、途中放棄。
機能が未完成。
リンク切れ。
動かない。
未経験だからこそ、ここで評価が一気に下がります。
僕も最初は、1と2を同時にやっていました。
完成させることだけがゴールになっていて、
“見せる”意識がなかったんです。
「作ったのに評価されない」原因は“材料不足”
ポートフォリオが評価されない最大の原因は、スキル不足より材料不足です。
採用側が知りたい情報が、置いていない。
意味なくなりやすいNGポイントを整理します。
- READMEが薄い、または存在しない
- 使い方が分からない
- リンク切れがある
- 実際に動くか確認されていない
- チュートリアルとの差分が見えない
- 改善点や反省が書かれていない
これ、どれか一つでも当てはまると「判断できない作品」になります。
判断できない=評価できない。
その結果、「意味ない」と言われてしまうだけです。
逆に言えば、ここを整えるだけで評価は変わります。
次の章では、「じゃあ、どう作れば意味が出るのか」を具体的に整理していきます。
未経験でも評価される形は、ちゃんとあります。
それでもポートフォリオが武器になる人・ならない人の違い
ここまで読んで、「じゃあ結局、未経験はポートフォリオ作らない方がいいの?」って思ったかもしれません。
でも、答えは二択じゃないです。
ポートフォリオが“要る/要らない”ではなく、**あなたの状況だと“効きやすいかどうか”**なんですよね。
僕も現場で見てきて、同じ未経験でも差が出る理由が分かってきました。
それは、作品の派手さではなく「何で判断されるか」が人によって違うからです。

ポートフォリオが効きやすい人
まず、ポートフォリオが効きやすい人。
これはシンプルで、書類だけだと材料が少ない人です。
たとえば、こんなケースです。
- IT未経験で、職務経歴に技術要素がほぼない
- 学習を始めたばかりで、資格や実務経験がない
- フロントエンド寄りの職種を狙っている(UIや動くものが伝わりやすい)
特にフロント寄りだと、見せられるものがあるだけで会話が作れます。
「何を作ったか」より、「どんな意図で作って、どう改善したか」。
この話ができると、未経験でも印象が一段上がります。
僕が転職相談を受けた中でも、
職歴が全く別業界の人ほどポートフォリオが助けになっていました。
理由は単純で、面接官が質問しやすいからです。
質問がしやすい=会話が続く。
会話が続く=人柄や伸びしろが伝わる。
未経験採用って、ここが大きいです。
逆に言うと、ポートフォリオが武器になるのは
「自分の成長や考え方を見せたい人」なんですよね。
なくても通るケースと、その代わりに見られるもの
一方で、ポートフォリオがなくても通るケースもあります。
ただしそれは「ポートフォリオ不要」ではなく、別の材料で判断できるというだけです。
たとえば、
- すでに業務でITに近いことをしている(社内SE、データ周り、業務改善など)
- 学習実績がはっきりしている(継続期間やアウトプットが見える)
- 話が上手く、課題への向き合い方を具体的に説明できる
こういう人は、ポートフォリオがなくても「伸びる根拠」を語れます。
採用側が見たいのは結局そこです。
入社してから伸びるか。
自走できるか。
詰まったときに調べて直せるか。
つまり、ポートフォリオがなくても通る人は、
別の形で「学習の継続」「説明力」「課題への向き合い方」を示せている人です。
ただ、未経験でここを口だけで証明するのは意外と難しいです。
僕も面接で、「頑張ってます」と言うだけだと弱いと痛感しました。
だからこそ次の章では、ポートフォリオを“意味ある形”に変える方法を話します。
完成度じゃなく、判断材料を揃える。
README・ログ・改善点を整える。
ここができると、未経験でも一気に戦いやすくなります。
転職で評価される材料は完成度より“説明できるか”

採用側が見たいのは「入社後に伸びるか」
正直に言います。
未経験のポートフォリオで、完成度だけを見て判断するのは難しいです。
僕も採用に関わる側になって分かりました。
見るのは「この人、入社後に伸びるかどうか」です。
理由は単純です。
未経験なら、最初から完成度が高い人のほうが少ない。
それよりも、詰まったときにどう考え、どう調べ、どう直したか。
このプロセスが見える人は、現場に来ても伸びます。
逆に、見た目はそれっぽいのに、
「なぜ作ったか」「どこで詰まったか」を聞くと答えられない。
こういうポートフォリオは評価しづらい。
完成度があっても、判断材料が足りないからです。
説明できる形に整える3点セット
評価されるかどうかは、作品そのものより「整え方」で決まります。
僕自身、最初はコードだけ置いて落ちました。
でも、説明材料を足したら、面接の反応が明らかに変わりました。
提出前に最低限そろえるもの
- README
- 目的
- 対象ユーザー
- 主な機能
- 工夫点
- 改善点
- 詰まりログ
- どこで止まったか
- 何を試したか
- どう解決したか
- コミット履歴
- 小さく分かれている
- 修正の流れが追える
- 動作確認
- ローカルで動く
- リンク切れがない
これだけで、「説明できるポートフォリオ」になります。
完成度を上げる前に、まずここです。
次は、じゃあ何から作ればいいのか。
無駄にしない最短手順を、準備フェーズに落とします。
じゃあ何から作る?無駄にしない最短手順
ここまで読んで、「じゃあ作るとして、何から?」が一番知りたいはずです。
未経験が止まるのは、努力不足じゃありません。
選択肢が多すぎて、判断ができなくなるからです。
僕も最初、ここで何度も迷いました。
「とりあえずReact?」
「API連携した方が映える?」
「デザインも頑張らないと?」
考えれば考えるほど手が止まる。
結局、作らない日が増える。
これが一番もったいないです。
だから、最短で無駄にしないために、順番を固定します。

職種→言語→作る規模で決めると迷わない
まず決めるのは職種です。
細かくなくていいです。
フロント寄りか、バック寄りか。
この一言で、作るべき方向が一気に絞れます。
次に言語。
ここは「今の自分が学んでいるもの」でOKです。
未経験が途中で折れる原因の多くは、途中で言語を変えることです。
学習範囲が増えて、環境構築が増えて、結局止まります。
最後に規模。
ここが一番大事です。
1本目は小さくていい。
むしろ小さくないと、完走できません。
僕がやらかしたのは、最初から「完成形」を作ろうとしたことです。
機能を盛って、途中で詰まって、放置。
放置した瞬間に、「やっぱ意味ないのかも」が再発します。
だから最初は、1〜2週間で終わるサイズに切ってください。
完走できた時点で、ポートフォリオは“意味あるもの”になります。
作品より先に“見せ方の型”を作ると継続できる
次に、作品を増やす前にやってほしいことがあります。
それが“見せ方の型”です。
未経験のポートフォリオが「意味ない」と言われるのは、
すごい作品がないからではなく、判断材料が置いてないからでしたよね。
なら最初から、材料が溜まる仕組みにしてしまえばいいです。
僕はこれを後回しにして、面接で詰まりました。
「なぜ作ったの?」に答えられない。
「どこで苦労した?」が言えない。
作ったのに、説明できない。
あれは悔しかったです。
最低限、これだけ先に型として用意しておくと、継続が安定します。
- READMEのテンプレ(目的/対象ユーザー/使い方/工夫点/改善点)
- ログのルール(詰まったこと→調べたこと→直し方を一言)
- 改善点を3つ(未実装でOK。次のタスクになる)
これを先に作ると、制作が止まりにくくなります。
さらに、続けるほど材料が増えていきます。
未経験が評価されやすい形に、自然に近づきます。

