未経験・文系で「ポートフォリオなんて作れる気がしない」と不安になっていませんか?
実はそれ、かなり“普通の反応”です。僕も最初は何から作ればいいか分からず、ProgateやUdemy、教材だけを延々と消化しているだけの時期がありました。
ですが転職活動を経験して、ひとつだけハッキリ分かったことがあります。
💡 未経験が評価されるかどうかは、作品の“出来の良さ”ではなく、作り方と見せ方で決まる。
企業は「実務未経験でも、ここまで考えて作れるなら伸びる」と判断した瞬間に、初めて採用候補として見てくれます。
つまり大事なのは、ハイレベルな作品よりも、
- きちんと完成まで持っていくこと
- 公開して説明できる状態にすること
- 改善の履歴を見せられること
この3つです。ここで、未経験同士の差が一気に開きます。
この記事では、文系でスキル不足でも
- 最短で作れるポートフォリオの設計方法
- 構成テンプレート
- 公開までの手順と、作った後の拡張の仕方
まで、具体的なロードマップとして解説します。
「ITエンジニア 独学 きつい」と感じている人でも、このステップ通りに進めれば必ず“形”になります。
次の見出しから、段階的にロードマップを提示します。
今日から1つずつ進めれば、30日後には転職で評価される武器が手元に残ります。
どこがゴールなのか?
ポートフォリオが必要なことは分かっている。
ただし、現実はこんな感じではないでしょうか?
- 何を作ればいいか分からない
- スキルが浅くて形にならない気がする
- 完成しても「企業が評価してくれるのか」不安
- チュートリアルや教材だけが増えて、作品がゼロのまま
多くの未経験エンジニアが、この段階で手が止まってしまいます。
これは才能の問題ではありません。
「どこをゴールに、何を満たせばいいのか」という要件が曖昧なままスタートしているのが原因です。
よくあるつまずき
ありがちな落とし穴と、その裏側にある原因を整理してみます。
| ありがちな落とし穴 | 原因 |
|---|---|
| とりあえず React や Laravel に手を出す | “設計 → 実装”の順番を飛ばし、雰囲気で作り始めている |
| 学習だけ進めて作品がゼロ | 「どのレベルをアウトプットと呼ぶか」が決まっていない |
| なんとなく模写だけして終わる | 企業目線で「評価されるポイント」を知らない |
まずは 「企業が何を基準にポートフォリオを見ているか」 を知るところから始めましょう。
ゴールが見えれば、“何を作ればいいか”がクリアになります。

必要な技術とは
未経験の多くは、「技術をたくさん詰め込んだほうが評価される」と思いがちです。
しかし実際、企業側が見ているポイントは少し違います。
なぜ伸びないのか?
伸び悩むポートフォリオには、だいたい次の特徴があります。
- 技術スキルが断片的で、実務に繋がっていない
- ライブラリ名やフレームワーク名は並んでいる
- しかし、どう使い分けているのか、なぜ選んだのかが説明できない
- 動くけれど、設計意図が説明できない
- 「とりあえずチュートリアル通りに作りました」で終わっている
- 画面は動くが、「なぜこのテーブル設計?」「なぜこのAPI構成?」と聞かれると沈黙
- コードにレビュー力・改善サイクルがない
- 一度作って終わり
- リファクタリングや改善履歴がない
僕も最初は「動けば正解」と思っていたので、面接でほぼ確実に詰みました。
企業が本当に欲しいのは、
✅「考えて作れる人」
✅「改善し続けられる人」
です。
成長を加速させる原則
ここでいったん、ポートフォリオの本質をまとめます。
- 規模より再現性
→ めちゃくちゃ大きいアプリより、「小さくても筋の通った作品」の方が評価されやすい - 技術の多さより“説明できる設計”
→ 何を使ったかではなく、「なぜその構成にしたのか」を話せるか - コードの綺麗さより“改善の履歴”
→ 最初から完璧は不要。改善のログがあるほど伸びしろが伝わる
ポートフォリオは、
完成 → 改善 → 比較
このサイクルを回した瞬間に、価値が一気に跳ね上がります。
<ここに内部リンク:関連記事「スキル不足でも評価されるポートフォリオ設計」>
未経験でも技術力のアピールするには
① 作る前に決めるべき仕様(最重要)
いきなりコードを書くのはNGです。
まずは、紙とペン or メモアプリだけで仕様を決めます。
決めるべきことはこの3つだけ。
- ⬜ 誰が使うもの?(想定ユーザー)
- ⬜ どんな課題を解決する?
- ⬜ 実装する機能は3つに絞る
例)シンプルな ToDo アプリ
- 想定ユーザー:
毎日のタスクをスマホやPCで整理したい個人ユーザー - 解決する課題:
「やることリストが頭の中に散らばっていて、抜け漏れが多い」状態を解消する - 実装機能(3つ)
- ユーザー登録・ログイン
- タスクの作成 / 編集 / 削除(CRUD)
- 完了ステータス&カテゴリ分け
これだけで十分評価対象になります。
大事なのは、“実務にありそう”な機能が揃っているかと、
自分で仕様を決めて作り切ったかどうかです。

② 30日で完成させる開発スケジュール
「期限を切らないポートフォリオ」は永遠に完成しません。
ここでは、30日で完成させる前提のスケジュールを置いておきます。
| 週 | やること |
|---|---|
| 1週目 | UI設計+画面遷移図だけ作る(紙・ツールどちらでもOK) |
| 2週目 | CRUD機能の実装 + ログイン認証 |
| 3週目 | データ永続化(DB連携・保存処理)の実装 |
| 4週目 | デプロイ(公開)+ README作成 + 改善履歴の整理 |
ポイントはひとつだけ。
🚀 完璧禁止。「動く=出す」が正解。
80点を目指して終わるより、
60〜70点でも 「公開して改善している人」 の方が確実に評価されます。
③ READMEで評価が変わる
実は、ポートフォリオの評価を一段上げる“裏ボス”がREADMEです。
GitHubのトップページで、採用担当がまず目にするのはコードではなくREADMEです。
書くべき内容テンプレ
そのままコピペ&書き換えれば使えるテンプレを置いておきます👇
# アプリ名
## 概要
- このアプリでできること
- 解決したい課題
- 想定ユーザー
## 使用技術
- フロントエンド:
- バックエンド:
- データベース:
- インフラ・その他:
## 機能一覧
- ユーザー登録 / ログイン
- タスクの作成 / 編集 / 削除
- タスクのカテゴリ分け・完了フラグ
## 工夫したポイント
- 例)バリデーションを実装して入力ミスを防止
- 例)APIのレスポンス時間を短縮するために○○を調整
## 苦労した点・改善履歴
- 例)最初はDB設計に失敗し、正規化を学び直して再設計
- 例)ログイン機能でエラーが出たが、公式ドキュメントとQiitaを読みながら修正
## 今後追加したい機能
- カレンダー表示との連携
- チーム共有機能
- スマホ向けUI最適化
ここを丁寧に書くだけで、**「ただ動くだけのアプリ」→「考えて作られたプロダクト」**にランクアップします。
今日からできるチェックリスト
「よしやるぞ」と思っても、タスクが大きいと人は動けません。
今日から動き出すための“ミニマムアクション”をチェックリストにしておきます👇
- ✅ テーマを“課題解決型”にする(自分 or 想定ユーザーの困りごとベース)
- ✅ 実装機能は 3つだけ に限定する
- ✅ GitHubで必ず改善履歴(コミットログ)を残す
- ✅ READMEを“ポートフォリオの顔”だと思って丁寧に書く
- ✅ 1ヶ月で“公開”まで持っていくことを最優先にする
✔ 動かす
✔ 公開する
✔ 改善する
このループが、未経験が勝つための唯一のショートカットです。
まとめ
未経験が評価されるポートフォリオとは、
**「すごい物」ではなく、「筋の通ったプロセスで作られた作品」**です。
もう一度、ポイントを整理すると——
- 規模よりも “誰向け・何のため”が明確なこと
- 技術名を並べるより、設計意図と改善の履歴を見せること
- 完璧を目指すより、30日で完成→公開→改善 のサイクルを回すこと
最後に、「いまから動くための最終チェック」を置いておきます👇
📌 いまから動くための最終チェック
| タスク | 目安時間 |
|---|---|
| 作るテーマを1つ決める | 10分 |
| ざっくりした画面遷移図を描く(紙でOK) | 20分 |
| CRUD実装の準備(リポジトリ作成・環境構築) | 今日から開始 |
この3つが終われば、あなたはもう「ポートフォリオ制作のスタートライン」に立っています。


