「資格を取れば年収が上がる」って、つい信じたくなりますよね。昇給は微増だし、評価の基準も見えづらい。周りは転職で年収が上がった話をしていて、自分だけ置いていかれる感じがする。僕も1年目の終わりに、転職サイトを開いては閉じる日が続きました。そこで手っ取り早く“形になる”資格に走ったんですが、取ったのに評価が変わらず、むしろ焦りが強くなった経験があります。
結論を少しだけ先に言うと、エンジニア 収入アップに効くのは「資格そのもの」より、現場で使って成果に変え、面談で語れる状態までセットにできるかどうかです。この記事では未経験 エンジニア 年収 現実を踏まえて焦りの正体を整理しつつ、フェーズ別に“取るべき資格/今は優先度が低い資格”を仕分けます。さらにキャリアプラン エンジニアを3年で仮決めする方法と、2週間で「使った証拠」を作る動き方まで落とし込みます。転職は今決めなくてOK。まずは準備が進む選び方に変えましょう。
資格で年収は上がる?「焦って資格沼」になりやすい話
「資格を取れば年収が上がるのかな」
これ、未経験〜若手が一度は通る悩みだと思います。
僕も1年目の終わりに同じことを考えました。
昇給は月に数千円レベル。
周りは転職で年収が上がった話をしてる。
評価の基準もよく分からない。
この状態だと、手っ取り早く“形になる”資格に逃げたくなるんですよね。
でもここで焦ると、わりと簡単に「資格沼」にハマります。
努力してるのに不安が減らない。
むしろ増える。
その理由を、まず言葉にして整理します。

未経験・若手が感じる“年収の不安”あるある
モヤモヤって、漠然としているようで中身は決まっています。
たぶん、あなたもいくつか当てはまるはず。
- 昇給が少ない。来年も同じ気がする
- 周りが転職で上がっていて、置いていかれる感覚がある
- 評価が見えない。何を頑張れば上がるのか分からない
- 仕事が単調で、スキルが増えてる実感がない
- 勉強してるのに、給与に反映されない
- 「資格なら努力が証明できるかも」と思ってしまう
僕は特に「評価が見えない」がきつかったです。
何をやっても反応が薄い。
自分の成長も、年収も、止まってる気がする。
だから資格で“武器”を作りたくなりました。
僕がやった失敗|資格を取ったのに評価が変わらなかった理由
結論から言うと、僕はやらかしました。
資格を取って満足して、現場で使わなかったんです。
当時の行動パターンはこんな感じでした。
- 資格を決める(とりあえず人気のやつ)
- 勉強する(平日1時間、休日3〜4時間)
- 受かる(達成感でいっぱい)
- でも現場では何も変わらない
- 面談で話せることが少ない
- 焦って次の資格を探す
今振り返ると、資格が悪いんじゃない。
使い方がズレてたんですよね。
資格は“知識の証明”にはなるけど、
年収が上がる人が持ってるのは「現場で再現できる力」です。
その力をセットで見せられないと、評価は動きません。
僕は「資格を取った=成長した」と思い込んで、
“成果”や“改善”に変換できていませんでした。
だから評価も年収も、変わらなかった。
「未経験 エンジニア 年収 現実」を知ると落ち着ける
もう1つ、焦りが強まる理由があります。
未経験のスタートは、伸びるまで時差があること。
ここを知らないと「自分だけ遅れてる」と感じやすいです。
- 1〜2年目は時差がある(成長しても年収に反映されにくい)
- 会社差が大きい(評価制度・案件・職種でレンジが変わる)
- 経験の質で差がつく(年数より“何をやったか”が効く)
この現実を知ると、焦りの扱い方が変わります。
焦りは「才能がない証拠」じゃない。
準備を始める合図です。
次の結論|年収に効くのは“資格そのもの”より「使い方とセット」では、資格で年収が上がる人/上がらない人の違いをハッキリさせます。
結論はシンプルです。資格は“取るかどうか”より、「使い方とセット」で決まります。

結論|年収に効くのは“資格そのもの”より「使い方とセット」
資格で年収は上がる?「焦って資格沼」になりやすい話で書いたとおり、僕は「資格を取れば変わるはず」と思って動きました。
でも現実は、資格が増えても評価はピクリともしない時期がありました。
そこで痛感したんです。
資格って、持ってるだけでは武器にならない。
年収に効くのは「資格そのもの」じゃなくて、使い方とセットです。
これを知ってから、資格に振り回されなくなりました。
資格が評価に直結するパターン/しないパターン
まずは分岐をハッキリさせます。
同じ資格でも、評価に直結する人としない人がいます。
違いは“現場とつながっているか”です。
- 現場で使うか:学んだ知識を仕事の判断や作業に使っているか
- 成果に変換できるか:改善・効率化・品質向上など形にできるか
- 説明できるか:なぜ学び、どう使い、何が変わったか話せるか
僕が失敗してた頃は、この3つが全部弱かったです。
「受かった」しか言えない。
それだと面談でも評価面談でも、会話が広がらないんですよね。
逆に、先輩で評価されてた人は、資格を“道具”として使ってました。
同じ試験に合格してても、語る内容が違う。
ここで差がつきます。
年収アップにつながる“資格の使い方”3点セット
じゃあ具体的に、どう使えばいいのか。
僕がやっと評価に繋げられたのは、この3点セットを意識し始めてからです。
大きい成果じゃなくていいです。小さくてOK。
- 学習→実務に持ち込む(小さな改善でもOK)
例:ログの見方を変える、手順を整理する、チェック項目を作る - 成果を残す(手順・README・メモ)
例:誰でも再現できるように残す。これが“実務の証拠”になる - 面談で語る(課題→工夫→結果→学び)
例:「何を困って、どう変えて、何が良くなって、次どうするか」
僕の場合、クラウド系の学習をしたあとに、
社内の検証環境で小さく構成を組み直して手順を残しました。
作業時間が毎回10分くらい短くなった程度です。
でも、これが面談でめちゃくちゃ話しやすかった。
「資格を取りました」より、「こう使ってこう変わりました」の方が強いんです。
キャリアプラン エンジニアが決まると、資格選びは一気にラク
資格沼にハマる一番の原因は、方向性が決まってないことです。
方向性がないと、資格が“安心材料”になって増えていきます。
だから先に、3年だけ仮決めします。完璧じゃなくていい。
- 方向性:Web/クラウド/データ など1つ
- 1年後:できるようになること(例:機能追加を一人で回せる)
- 3ヶ月の成果:小さく残す(例:改善1つ+ミニ成果物1つ)
これを置くと、「今取る資格」「今いらない資格」が見えてきます。
次の取るべき資格の仕分け|キャリア別に「効く資格」を選ぶでは、キャリア別に“取るべき資格”を具体的に仕分けます。
資格名を並べるだけじゃなく、「何が語れるようになるか」までセットで整理します。

取るべき資格の仕分け|キャリア別に「効く資格」を選ぶ
ここ、いちばん迷うところだと思います。
「で、結局どの資格を取ればいいの?」ってやつ。
僕も1年目の頃、検索して出てくるおすすめ資格を片っ端から見ました。
でも当時は、軸がなかったんです。
だから“人気ランキング”に流されて、勉強して、取って、満足して終わり。
前の結論|年収に効くのは“資格そのもの”より「使い方とセット」で言ったとおり、これだと年収にはつながりにくいです。
資格は、キャリアのフェーズで役割が変わります。
ここでは「未経験〜1年目」「1〜3年目」「方向性が決まった人」に分けて、
何ができる証拠になるかまでセットで仕分けします。
土台を作る資格
この段階での目的はシンプルです。
「基礎がある」「学び方が分かってる」を示すこと。
現場の会話についていける土台を作ること。
- 基本情報:
語れる証拠=「用語と仕組みが分かる」「なぜその設計になるかを説明できる」 - AWS CLF(クラウドの入口):
語れる証拠=「クラウドの全体像」「用語(IAM/VPC等)の会話ができる」
僕は未経験のとき、ここを飛ばして上の資格に突っ込みました。
結果、勉強はしたのに会話で詰まる。
自信が減る。最悪でした。
まずは“会話できる土台”を作る方が、結局早いです。
実務で強くなる資格
このフェーズは「現場で使った話」ができるかが勝負です。
資格は“知識”ではなく、改善や再現の材料になります。
- AWS SAA(クラウド実務の定番):
現場の使い所=「構成を考える」「なぜそのサービスか説明できる」 - LinuC(Linuxの地力):
現場の使い所=「障害調査の当たりをつける」「ログ・権限・プロセスが分かる」 - SQL系(SQL基礎〜応用):
現場の使い所=「データの取り出し」「遅い原因の切り分け」「検索条件の設計」
ここで大事なのは、資格を取った後に“実務の証拠”を残すことです。
たとえば、AWSを学んだなら検証環境で小さく構成を作ってREADMEに残す。
SQLなら、よく使うクエリを整理して「なぜそう書いたか」までメモする。
こういう小さな積み上げが、面談で刺さります。
方向性が決まった人の資格
方向性が決まってる人は、資格で“強みのタグ”を付けられます。
ただし、ここで急に難関に飛びつくと折れます。僕は折れました。
だから選び方の基準を置きます。
- クラウド上位(AWS上位など):
選び方=「今の仕事で触れる範囲」と近いものを選ぶ - セキュリティ系:
選び方=「運用・設計どちらで活かすか」から逆算する - データ系:
選び方=「SQL+可視化+小さな分析アウトプット」がセットで作れるか
このフェーズの“証拠”は、資格名よりも「具体的に何ができるようになったか」です。
構成図を描ける。改善提案ができる。調査の精度が上がった。
そういう話ができる資格が、あなたにとっての“効く資格”です。
次の不要になりやすい資格の特徴|遠回りする人の共通点では、逆に「不要になりやすい資格の特徴」を整理します。
不要というより“今は優先度が低い”もの。
ここが分かると、資格沼を回避できます。

不要になりやすい資格の特徴|遠回りする人の共通点
先に言っておきます。
「この資格はゴミ!」みたいな話はしません。そんな単純じゃないです。
ただ、収入アップ目的で動くなら、**“今は優先度が低い資格”**は確実にあります。
僕もそれを知らずに遠回りしました。
時間もお金も使って、残ったのは“資格の数”だけ。
面談で話せる実績は増えない。これ、地味にメンタル削れます。
ここでは、遠回りしやすいパターンを言語化します。
当てはまるほど、資格より先にやることがあります。
不要というより“今は優先度が低い”資格がある
見分け方は難しくないです。
「それ、現場とつながってる?」で判断します。
- 実務で使わない:今の業務や、目指す方向性と距離がある
- 説明できない:なぜ取ったか/どう使うかが言葉にできない
- 成果に変換しにくい:改善・効率化・品質向上など“証拠”に落ちない
僕が失敗したのはここでした。
資格の勉強は進むのに、現場の困りごとは減らない。
「知ってる」だけで「できる」に変わらない。
だから評価も動かない。
資格が悪いんじゃなくて、順番が悪かったんです。
資格沼にハマる3つの罠
資格沼って、意識高い人ほど落ちます。
僕がそうでした。真面目に頑張ってるのに、余計に不安になるやつ。
- 完璧主義:資格を取るまで動けない。アウトプットは後回し
- 最短ルート病:「この資格さえ取れば逆転できる」と信じたくなる
- 比較:SNSや周りの“すごい人”を見て焦り、次の資格に逃げる
あるあるで言うと、こうなります。
- 資格コレクター化して、増えるのは“受験回数”だけ
- 勉強してるのに自信が減る(できる気がしない)
- 受かった直後だけ気分が上がり、すぐ不安に戻る
- 現場の話ができず、面談が怖いまま
これ、経験すると分かるんですが、しんどいです。
努力してるのに「進んでない感」が出る。
だからこそ、抜け出す方法も用意します。
同じ時間なら、資格より効く“実務アウトプット”がある
収入アップに効きやすいのは、資格より「実務の証拠」です。
資格は補助輪。証拠が主役。ここが逆になると苦しくなります。
代替として、同じ2週間でもできることがあります。
- 改善・自動化:手作業を1つ潰す、チェックを仕組みにする
- ミニ成果物:小さいWeb/CLIで「動くもの」を作る
- 職務の言語化:やったことを“課題→工夫→結果→学び”で書き直す
僕は資格より先に「1つ改善して手順を残す」をやった時、
初めて面談で話せるネタができました。
そこから資格を取ると、ちゃんと“使い方とセット”になる。
これが一番ラクで強いルートです。
次の資格は“準備を進める道具”にするでは、ここまでをまとめて「最初の一手」を決めます。
転職を急がなくていい。
まずは準備が進む方へ、一歩だけ進みましょう。

まとめ|資格は“準備を進める道具”にする
ここまで読んで、「結局、資格って必要なの?」と感じたなら正常です。
僕も同じところで止まりました。資格を取っても評価が変わらず、次を探して焦る。
でも今なら分かります。転職を急ぐより先に、準備を進めた方が強い。
資格は“年収を上げる魔法”じゃなくて、準備を進めるための道具です。
道具は、使って初めて価値になります。
この記事の要点
- 資格は「現場で使う・成果に変える・説明できる」で効き方が変わる
- 取る資格はフェーズで違う。土台→実務→方向性で仕分ける
- “今は優先度が低い資格”もある。資格沼は完璧主義と比較で深くなる
- 収入アップに近いのは、資格より「実務の証拠(アウトプット)」
- 転職は今決めない。準備が整うほど選択肢が増える
今日からやる最初の一手
やることは3つだけです。小さくていい。
- 方向性を仮決め(3年):Web/クラウド/データのどれか1つ
- 資格を1つ選ぶ(理由つき):「現場でこう使う」を1行で言えるもの
- 2週間で“使った証拠”を作る(メモでもOK):手順、README、改善ログなど
僕はこの「証拠を残す」を始めてから、焦りが減りました。
面談で話せる材料が増えると、資格の勉強も“意味のある努力”になります。


