今の会社で収入アップできる?転職すべき?エンジニアが迷わない判断軸チェック

ITエンジニア入門

「このまま今の会社にいて、収入は上がるのか?」
転職サイトを開いては閉じる。SNSの年収報告を見て焦る。そんな日が続いていませんか。僕も未経験で現場に入った1年目、昇給が微増のまま数ヶ月悩みました。動くのも怖い。でも残るのも不安。いちばん苦しいのは、この“決められない状態”なんですよね。
結論を少しだけ先に言うと、エンジニア 収入アップは「転職するか」よりも、今の会社で市場価値が積めるかを判断できる状態を作った人から前に進みます。この記事では未経験 エンジニア 年収 現実を踏まえて焦りの正体を整理し、思考のクセと環境要因を切り分けたうえで、残る/動くを迷わないための判断軸チェックを3つにまとめます。さらにキャリアプラン エンジニアを3年で仮決めし、学習・準備フェーズの「最初の一手」まで落とし込みます。転職を急がせません。迷いを整理して、次の一歩を一緒に作りましょう。


このままでいい?収入が伸びない不安は普通

「エンジニアになれば、年収は勝手に上がっていく」
正直、僕も最初はそう思ってました。

でも現実は、そんなに都合よく動かないんですよね。
1年目の昇給は数千円。手取りはほぼ変わらない。
それなのに覚えることは増えるし、仕事は難しい。
「このままでいいのかな」と不安になるのは、むしろ自然です。

僕も未経験で入ってから最初の半年は、毎月ずっとモヤモヤしてました。
頑張ってるのに、目に見える変化がない。
その状態が続くと、気持ちがすり減ります。

若手が感じる「収入が上がらない」あるある

不安って、ふわっとしてるようで、だいたい似た形で出ます。
あなたが感じていることも、たぶん“あるある側”です。

  • 昇給が少なく、来年も変わらない気がする
  • 任される仕事が単調で、成長してる感覚がない
  • 「経験を積めば上がる」と言われるけど、いつ上がるのか分からない
  • 周りが転職で年収を上げていて、置いていかれた気がする
  • 評価の基準が曖昧で、何を頑張ればいいのか見えない
  • 勉強してるのに、仕事に結びついてる実感がない

僕は特に「何を頑張れば評価が上がるのか分からない」がキツかったです。
ゴールが見えないマラソンみたいで。
走ってるのに、景色が変わらない。
そんな感覚でした。

僕が1年目にハマった“転職サイトを開いて閉じる”ループ

不安が強くなると、転職って選択肢が頭に浮かびます。
僕もそうでした。
当時の僕は、わりと典型的なループにハマってました。

  • 求人を見る(年収の数字だけ見てテンションが上がる)
  • 「今の自分でもいける?」と不安になって条件を下げて検索する
  • 結局、自信がなくて応募できない
  • そのまま焦って勉強を始める(教材を買う、動画を見る)
  • でも疲れて続かない
  • 罪悪感が出て、また求人を見る

これ、地味にメンタル削れます。
僕は平日夜にこれを繰り返して、睡眠時間が削れていきました。
睡眠が減ると、仕事のミスが増える。
ミスが増えると、また自信がなくなる。
最悪の循環でした。

今思うと、転職が悪いんじゃないです。
「判断軸がない状態で転職を考えてしまった」のがダメでした。

結論を急がない方がいい理由

収入を上げたい。
その気持ちは正しいです。

でも“今すぐ転職”を結論にすると、判断が雑になりやすい。
実際、僕の周りでも決め打ち転職でつまずいた人を何人も見ました。
僕自身も、危なかったです。

  • 年収だけで選んで、業務内容が合わずにしんどくなる
  • 開発がしたくて転職したのに、結局また運用寄りになる
  • 入社してから「評価の仕組みが前職と同じで変わらなかった」と気づく
  • 人間関係や働き方が合わず、収入より消耗が増える
  • 転職後も“学習の軸”がなくて、結局また迷う

だから、最初にやるべきは「今の会社で伸びる余地があるのか」を整理することです。
伸びる余地があるなら、まずは準備した方が早い。
伸びにくいなら、準備した上で動いた方が失敗しにくい。

次の未経験エンジニアの年収の現実|焦りが強くなる理由では、この迷いが生まれる原因を「思考のクセ」と「環境要因」に分けて整理します。
“自分がダメだから”で片づけずに、解ける形にしていきましょう。


未経験エンジニアの年収の現実|焦りが強くなる理由

このままでいい?収入が伸びない不安は普通で「迷うのは普通」と言いました。
でも、迷いが長引くと自分を責めたくなります。
「周りは上がってるのに、なんで自分だけ…」って。

僕も1年目の冬、同期の飲み会で年収の話になって胃が痛くなりました。
同じ未経験スタートでも、会社が違うだけで数字が全然違う。
家に帰ってから転職サイトを開いて、また閉じました。
焦りって、理由が分からないと増幅します。
ここでは「未経験エンジニアの年収の現実」を、ちゃんと“構造”として整理します。
あなたが悪いんじゃない、と腹落ちしやすくなるはずです。

1〜2年目は年収が伸びにくい“構造”がある

まず大前提。
1〜2年目は、年収が伸びにくいです。
これは根性論じゃなくて、仕事の構造です。

  • 任される範囲が狭い(できることが限定される)
  • 成果が見えにくい(裏方の作業が多く評価に乗りづらい)
  • 時差がある(成長しても給与に反映されるまでラグがある)

僕も最初の半年は、保守の手順書を読んでログを追う毎日でした。
学びはあるけど、外から見たら地味。
「成果」として言語化しにくいんですよね。
結果、面談でも話せることが少ない。
評価も動かない。
ここで「自分は伸びない」と決めつける人が多いです。

でも、ここは“準備期間”です。
土台ができるまで、評価が動かないのは普通。
問題は、焦って動き方を間違えることです。

会社・職種でレンジが違う

次に大事なのが、比べ方です。
同じ「未経験エンジニア」でも、働く場所で年収レンジは変わります。
ここを知らないと、比較でメンタルが削れます。

僕が病みかけたのは、SNSの「未経験で年収◯◯万」報告を真に受けたときです。
でもよく見ると、都内で、開発で、しかも前職が営業やデザイナーで強み持ち。
条件が違いすぎました。
比較って、条件を揃えないと意味がないんですよね。

  • SES/自社/受託(単価構造も評価の仕組みも違う)
  • 地方/都内(相場が変わる)
  • 開発/運用・保守/テスト(評価される成果が違う)

このどれかが違うだけで、同じ年数でも差が出ます。
だから「同期が上がった」「SNSで見た」だけで自分を責めないでください。
まずは“条件が違う可能性”を疑った方がいいです。

「経験の質」で差がつく

最後に、いちばん現実的な話です。
年収は年数より「何を経験したか」で変わります。
僕も2年目に入った頃、同じ会社の中でも差がついているのを感じました。
差が出ていたのは、勉強量より“現場での経験の取り方”でした。

質の高い経験って、派手な技術じゃありません。
「現場で評価される動き」をしたかどうかです。

  • 設計に触れる(仕様を理解して考える側に寄る)
  • 改善する(手作業を減らす、小さな自動化でもOK)
  • レビューを受ける(指摘を減らす=成長の最短ルート)

僕は、先輩に「レビューお願いします」と言うのが怖くて避けてました。
プライドもあったし、指摘されるのが嫌だった。
でも勇気を出して週1で見てもらうようにしたら、伸び方が変わりました。
指摘が減ると、任される仕事が増える。
任される仕事が増えると、面談で話せる実績が増える。
そこから評価が動きました。

ここまでの話をまとめると、焦りが強くなるのは「構造」と「比較の罠」と「経験の質」の問題です。
つまり、あなたの才能がないからじゃない。

次の迷いが消えない原因|思考のクセと環境要因を切り分けるでは、さらに一歩進めて「迷いが生まれる原因」を自分側/環境側に分解します。
ここが整理できると、残るか動くかの判断が一気にラクになります。


迷いが消えない原因|思考のクセと環境要因を切り分ける

年収が伸びない。
評価も上がらない。
それが半年、1年と続くと、だんだん判断が鈍ります。

「自分がダメなんだ」
「転職した方が早いのかな」
頭の中で同じ言葉がぐるぐる回る。
僕も2年目の春、まさにその状態でした。
転職サイトを見ては閉じる。
勉強もするけど、何をやっても手応えがない。
焦りだけが増えていきました。

この“迷いが消えない状態”って、理由があります。
結論はシンプルで、原因が混ざっているからです。
自分の問題なのか、環境の問題なのか。
そこを分けないと、ずっと同じ場所で悩み続けます。

収入が伸びない原因は2つ

まず、原因は大きく2つに分けられます。
この切り分けができるだけで、気持ちが少しラクになります。

  • 自分側:学習の方向性/アウトプット不足/強みの言語化不足
  • 環境側:評価制度/案件の質/レビュー文化/成長機会

僕が最初にやらかしたのは、自分側の原因を全部「努力不足」で片付けたことです。
だから学習時間だけ増やしました。
平日2時間、土日5時間みたいに。
でも成果が見えないまま。
当たり前です。方向性がズレていたから。

例えば「Reactを学べば評価されるはず」と思っていたのに、現場は運用中心。
学んでも使う場面がない。
アウトプットも残らない。
面談で話せる実績も増えない。
これだと評価は動きません。

逆に環境側の問題は、努力が反映されにくい構造です。
ここを無視して「自分が悪い」と言い続けると、折れます。
だから両方を見る。これが大事です。

ハマりがちな思考のクセ

迷いを長引かせるのが、思考のクセです。
僕はここで何回も転びました。
特に夜、疲れてるときにやりがちです。

  • SNSの上澄み比較で「自分は遅れてる」と決めつける
  • 「転職すれば全部解決する」と思い込む
  • 早く逆転したくて、学習テーマを増やしまくる(最短ルート病)
  • 成果が出ないと、また別の教材に乗り換える
  • 結局、何も積み上がらず自己嫌悪だけ残る

僕の失敗談を言うと、2ヶ月で教材を3つ買い替えました。
最初はJava、次にクラウド、次にPython。
手を出した瞬間は「これで勝てる」って気がするんですよね。
でも、どれも入門で終わる。
現場で役に立つレベルまで行かない。
そのまま面談を迎えて、話せる実績がなくて詰みました。

このクセの怖いところは、努力してるのに“前に進んでる感”が消えることです。
だから余計に焦ります。
でも、ここも才能じゃなくて、整理の問題です。

環境が悪いと“頑張りが報われにくい”ケースもある

最後に環境の話です。
ここは触れづらいけど、めちゃくちゃ重要です。
環境が悪いと、頑張っても成果が見えません。
そして成果が見えないと、評価も年収も動きにくい。

伸びにくい環境の特徴はこんな感じです。

  • 評価基準が不透明(何を頑張れば上がるのか分からない)
  • 運用固定で開発経験が積めない
  • レビューがない(成長ポイントが分からない)
  • 相談相手ゼロ(学びが自己流になって遠回り)
  • 改善に触れられない(成果が作れない)

僕も一時期、1人現場に近い状態になったことがあります。
誰にも聞けない。レビューもない。
間違ってても気づけない。
そのまま半年が過ぎて、後から振り返って「遠回りしてたな…」と気づきました。

ただ、ここで大事なのは「環境が悪い=即転職」ではないことです。
まずは“今の場所でできる改善”があるかを見る。
案件変更を打診する、レビューをお願いする、学べる人に近づく。
それでも難しいなら、そのときに準備を整えて動けばいい。

次の残る?動く?迷わない判断軸チェックでは、ここまでの切り分けを踏まえて「残る?動く?」を決める判断軸チェックを作ります。
感情ではなく、基準で決められるようにしていきましょう。


残る?動く?迷わない判断軸チェック

ここまでで、迷いが消えない理由は「自分側/環境側」が混ざっているからだと分かりました。
でも最後に残るのが、これです。

「結局、自分は残るべき?動くべき?」

僕もこの問いで、1ヶ月くらい答えが出ませんでした。
転職サイトを見ては閉じる。
残っても未来が見えない気がする。
でも動くのも怖い。
この状態が一番つらいんですよね。

そこで僕がやったのが、“感情”をいったん横に置いてチェック表に落とすことでした。
ポイントは、転職の是非じゃなく「準備が進む方を選ぶ」こと。
エンジニアの収入アップは、決断の速さより、準備の質で決まります。

今の会社で“市場価値”が積めるか

最初の基準はこれです。
今の会社にいることで、市場価値が増えるかどうか。
増えるなら、残る価値がある。
増えないなら、準備して動く価値が出てきます。

チェック項目はシンプルです。

  • 設計/実装/改善に触れられるか
  • 技術が増えるか(現場で使えるスタックが広がるか)
  • 成果が残るか(実績として話せる材料が作れるか)

僕の失敗は、「会社名」や「年収レンジ」ばかり気にして、ここを見てなかったことです。
当時は運用寄りで、改善にも触れない。
半年後に振り返っても「何ができるようになったか」が言えない。
これだと、残っても次の一歩が重くなります。

逆に、設計レビューに同席できたり、小さな改善を任せてもらえたりするなら、残る価値はあります。
市場価値は“何年いたか”より“何を積めたか”で決まるので。

キャリアプラン エンジニアを「3年で仮決め」できるか

次は、軸の有無です。
残るにしても、動くにしても、軸がないと迷いが再発します。
だから「3年で仮決め」します。完璧じゃなくていい。

テンプレはこれだけです。

  • 方向性(Web/クラウド/データ など)
  • 1年後にできること(例:機能追加を1人で回せる、など)
  • 半年で作る成果物・経験(例:小さなWebアプリ+実務改善1つ)

僕は以前、これを決めないまま転職を考えてました。
結果、求人の条件に振り回されます。
「年収高い」→応募したくなる
「スキル足りない」→怖くなる
この往復で疲れて終わりでした。

3年の仮決めがあると、判断が一気にラクになります。
「この会社でその方向に近づける?」
「転職するなら、その方向の経験が積める?」
こういう問いに変わるからです。

いま“準備が進む選択”はどっちか

最後の基準が、一番現実的です。
今のあなたが、準備を前に進められるのはどっちか。
残る/動くは“気合”じゃなく、環境と行動で決まります。

  • 残る場合にやる準備
    • 案件変更交渉(設計や開発に寄せる)
    • 改善提案(小さく成果を作る)
    • レビューを取りに行く(成長の最短ルート)
  • 動く場合にやる準備
    • 実績の言語化(何をできるようになったか)
    • ポートフォリオ(小さくても成果を見せる)
    • 希望条件の整理(年収だけで選ばない)

僕は最初、「動く=逃げ」みたいに感じてました。
でも実際は違いました。
準備が整った状態で動くなら、それは戦略です。

逆に準備がないまま動くと、同じ不満が再発しやすい。
条件だけで選んで、また評価で悩む。
これが一番もったいない。

なので、今の結論はこうでOKです。
“転職するか”ではなく、“準備が進む方を選ぶ”
これなら、迷いが減ります。

次の転職は今決めないでは、ここまでの内容をまとめて「今日からやる最初の一手」に落とします。
決断より先に、2週間でできる行動から始めましょう。


まとめ|転職は今決めない

ここまで読んで、「転職すべきか分からない…」が少し整理できたならOKです。
迷っている時点で、あなたはもう前に進んでいます。
何も考えずに流されている人の方が、あとで詰みます。

僕も若手の頃、昇給が微増のまま数ヶ月悩み続けたことがあります。
転職サイトを開いては閉じる。
「今の会社にいても意味ないのかな」と思って、勉強も散らかる。
結局、決められないまま疲れるんですよね。

でも今なら分かります。
大事なのは“転職するか”ではなく、準備が進む状態を作れているかです。
決断を先にしても、準備がなければ同じ悩みが再発します。
逆に準備ができると、残る選択でも動く選択でも強くなれます。
エンジニア 収入アップは、勢いよりも「積み上げの質」で決まります。

この記事の要点まとめ

  • 収入が伸びない不安は普通。転職を急がなくていい
  • 迷いは「自分側/環境側」を混ぜると長引く。分ければ解ける
  • 判断は感情ではなく“基準”でやる(市場価値・3年の仮決め・準備が進む方)
  • 残る/動くの結論より、先に準備を進めた人が勝つ
  • 小さな成果を作ると、評価も選択肢も増える

僕自身、ここを飛ばして「転職するかどうか」だけを考えていた時期が一番しんどかったです。
結論が出ないから、毎日がモヤモヤする。
それで学習も集中できない。
今思うと、悩み方が逆でした。

今日からやる“最初の一手”

「じゃあ何をすればいいの?」となったら、これだけでOKです。
今日から“準備が進む状態”を作ります。

  • 棚卸し:今できること/できないことを10分で書き出す
  • 3年の仮決め:方向性を1つ決める(Web/クラウド/データ)
  • 学習テーマを1つに絞る:今月はこれだけ、にする
  • 2週間で小さな成果を1つ作る:改善・自動化・ミニ成果物でもOK

僕はこの「2週間で小成果」が一番効きました。
理由はシンプルです。成果があると自信が戻るから。
自信が戻ると、面談で話せる。
話せると、評価の材料になる。
それが次の仕事につながって、また成果が作れます。

大きな目標は後回しでいいです。
最初は、目に見える一歩で十分です。

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