「勉強もしてる。現場も回してる。なのに単価が上がらない」──これ、めちゃくちゃ普通です。僕も1〜2年目の頃、職務経歴書が“作業の羅列”になっていて、面談すら通らずに心が折れかけました。けど後から気づいたんです。足りなかったのはスキルそのものより「伝わってない」ことだと。この記事では、エンジニア 収入アップに直結する“証拠の作り方”を、ポートフォリオ(作品ではなく実務の証拠)と職務経歴書(作業→成果への変換)で具体的に整理します。キャリアプラン エンジニアは3年の仮決めで十分。転職は今決めなくてOK。まずは今日から整えられる「最初の一手」だけ一緒に決めましょう。
単価が上がらないのはスキル不足より「伝わってない」問題
「勉強してるのに、収入が変わらない」
この感覚、未経験〜若手の頃はめちゃくちゃ分かります。
僕も1年目の終わりに、昇給が月数千円しかなくて凹みました。
周りは転職で年収が上がった話をしてる。SNSを見ると高年収だらけ。
なのに自分は、毎日なにかしら学んでるのに、評価が増えない。
そのとき僕が気づけなかったのは、「スキルがない」より先に「伝わってない」問題があるってことでした。

未経験・若手が抱える“評価されない”あるある
焦りって、だいたい“比較”と“情報不足”で増えます。
そして厄介なのは、頑張ってる人ほど刺さることです。
- 実績が語れない。面談や上司との会話で言葉が出ない
- 職務経歴書が薄い。「担当しました」しか書けない
- 何を作ればいいか迷う。ポートフォリオの正解が分からない
- 勉強の方向が散らかる。資格、動画、教材が増えるだけ
- 転職サイトを開くたびに「自分じゃ無理かも」となる
これ、僕も全部通りました。
特に「語れない」のが一番しんどい。
やってるのに、説明できない。だから評価も上がらない。
この状態だと、努力が“空振り”してる感じになります。
僕がやらかした失敗|頑張ったのに職務経歴が「作業の羅列」になってた
1回目の転職準備で、僕は職務経歴書をそれっぽく埋めました。
でも中身は、今見ると恥ずかしいレベルです。
- 「◯◯システムの運用を担当」だけで終わる
- 数字がゼロ。何がどう良くなったのか書けない
- 工夫が書けない。「指示通りにやった」しか残ってない
- 専門用語で盛る。逆に何ができるか伝わらない
面談で何を聞かれても、答えがフワッとするんですよね。
「どんな改善をしましたか?」って聞かれても、言えることがない。
結果、条件が良い求人ほど通らない。落ち込む。
そしてまた勉強して、疲れる。
あの頃は、努力の方向がズレてました。
「未経験 エンジニア 年収 現実」を知ると“伸びる人の差”が見える
ここで一回、冷静に現実を知るのが大事です。
未経験エンジニアって、最初から年収が跳ねるケースは多くない。
でも、伸びる人はちゃんと伸びます。差がつくのはここです。
- 経験の質:同じ1年でも「改善・設計・レビュー」に触れてるか
- 見せ方:作業を「課題→工夫→結果」で語れるか
- 環境の影響:評価基準や成長機会がある場所か
つまり、単価が上がる人は「すごい作品」を作ってるより、
“実務の証拠”を積み上げて、言葉にするのが上手い。
次の単価が上がる人の共通点|市場価値は「経験の濃さ×領域×見せ方」では、この「伸びる人の共通点」をもう少し分解します。
市場価値が上がる人は、なぜ伝わるのか。そこを一緒に整理していきます。

単価が上がる人の共通点|市場価値は「経験の濃さ×領域×見せ方」
「結局、単価が上がる人って何が違うの?」
この答え、僕はずっと“技術力の差”だと思ってました。
でも現場で見てると、単価が上がる人って、いきなり天才ムーブしてないんですよね。
やってることは地味です。
ただ、経験の積み方がうまい。
そして、その経験を需要がある方向に寄せて、言葉で説明できる。
この3つが揃うと、評価が一気に変わります。
経験の濃さ
同じ「1年目」でも差が出るのは、ここです。
“手順通りに回すだけ”の経験は、どうしても薄く見えます。
逆に、濃い経験って、ちょっと背伸びしてでも触ってることが多い。
- 改善提案を出して、実際に小さく直した(手順・フロー含む)
- 自動化して、作業時間を短縮した(例:毎日30分→5分)
- レビューを受けて直し、指摘が減った(同じミスを潰した)
- 障害対応で原因を追って、再発防止まで入れた
- 仕様の確認や設計の意図を聞きに行った(「なぜそうするか」まで)
僕が1年目の頃は、ここを避けてました。
「自分にはまだ早い」と思って、無難に作業だけやってた。
結果、職務経歴書に残るのは“担当しました”だけ。
濃い経験って、才能じゃなくて“触りに行った回数”で増えます。
技術領域の寄せ方
もう1つの差は、「全部できる」じゃなくて「方向性が見える」こと。
単価が上がる人は、いきなり転職で賭けません。
現職の範囲でも、できるだけ需要が高い方向に寄せます。
- Web × クラウド(アプリ作る→インフラも触る)
- 運用 × 自動化(手作業を減らす→仕組みにする)
- テスト × 品質改善(ただ消化しない→再発防止に寄せる)
僕も最初は「何でもやらなきゃ」で散らかりました。
けど、寄せ始めると学習が繋がるんです。
点だった知識が線になる。
それだけで“伸びてる人”に見えます。
見せ方
最後はこれ。スキルがあっても、伝わらなきゃ評価は上がりません。
面談で刺さる人は、話し方が決まってます。
- 課題:何が困っていた?どこがボトルネック?
- 工夫:自分がどう考えて何を変えた?
- 結果:何がどう良くなった?(数字・回数・時間)
- 学び:次はどうする?再現性は?
この型で話せるだけで、「この人、現場で成果出せそう」になります。
逆に、僕みたいに「頑張りました」「学びました」だけだと刺さらない。
悔しいけど、ここが現実です。
次のポートフォリオに効く「スキルの見せ方」|作品より“実務の証拠”では、この“伝わる見せ方”を、ポートフォリオと職務経歴書にどう落とすか。
作品じゃなく「実務の証拠」に変える具体形を出します。

ポートフォリオに効く「スキルの見せ方」|作品より“実務の証拠”
ポートフォリオって聞くと、立派なWebアプリを作らなきゃ…って身構えません?
僕もそうでした。休日を全部つぎ込んで、機能を盛って、デザインも整えて。
でも面談で刺さったかというと、正直イマイチでした。
理由はシンプルで、「作品の完成度」より「仕事で再現できる力」が見たいから。
現場は、毎回ゼロから新規開発じゃない。
既存を読んで、直して、改善して、説明する。
そこが伝わると、単価の話が早いです。
評価されるのは完成度より「仕事で再現できる力」
ポートフォリオで評価されるのは、“すごい機能”よりも「どう作ったか」が分かることです。
言い換えると、実務の証拠が残ってるか。
- 要件:誰の何の課題を解くか(前提が書ける)
- 設計:どう分けたか、なぜその構成か(雑でもOK)
- 実装:動くものを小さく積み上げた流れ
- テスト:最低限の確認、想定外への対策
- 改善:例外処理、ログ、使い勝手を直した跡
- 説明:人に伝わる言葉で書ける
- 再現手順:環境構築〜実行まで迷わない
僕が昔やった失敗は、ここが抜けてたことです。
「動きます!」で終わって、なぜそうしたかが無い。
面談側からすると、再現できるか判断できないんですよね。
ポートフォリオは3点セットで十分
凝ったサイトを作るより、最低限これでOKです。
むしろ、これが揃ってないと評価されづらい。
- GitHub:コミットが積み上がってる(作業の流れが見える)
- README:説明がある(再現できる)
- スクショ:動いてる証拠(1〜3枚で十分)
READMEは長文じゃなくていいです。
ただ、見る側が知りたい項目を押さえると一気に“実務っぽく”なります。
- 目的(何を解決する?)
- 使い方(どう動かす?)
- 工夫(どこを考えた?)
- 学び(何が分かった?)
- 今後(改善したい点)
ここまで書ける人って、現場でも「説明できる人」なんです。
それがそのまま評価になります。
環境が弱くても作れる“小さな実務アウトプット”例
「現場が運用固定で、改善も触れない」
「レビュー文化がない」
こういう環境でも、持ち帰れるアウトプットは作れます。
- 手順化(作業手順をREADME化、ミスを減らす)
- ミニ自動化(バッチ、スクリプト、コマンド一発化)
- 学びメモ(つまずき→解決→再発防止を残す)
- 再現環境づくり(Docker、ローカルで動く最小構成)
僕は以前、毎朝のログ確認がダルすぎて、簡単なスクリプトにしました。
結果は地味。でも「課題→工夫→効果」が語れる。
こういう“実務の証拠”は、作品より刺さります。
次の職務経歴書で差がつく書き方|「作業」を「成果」に変換するでは、この証拠を「職務経歴書」に落とします。
ここができると、書類の通過率が一段上がります。

職務経歴書で差がつく書き方|「作業」を「成果」に変換する
ポートフォリオを整えても、職務経歴書が弱いと面談まで届きません。
僕も昔ここで落ちました。書類が「やったことの羅列」になってたんです。
頑張ってるのに伝わらない。これ、地味にしんどい。
コツはシンプルで、作業を“成果のストーリー”に変換すること。
「何を担当したか」より、「どう工夫して、何が変わったか」。
この順番で書けると、単価が上がる人っぽい空気が出ます。
棚卸しの基本|担当範囲・工夫・成果・数字をセットにする
まずは、1案件につき“セット”で棚卸しします。
この5点が揃うと、文章が急に強くなります。
- 担当範囲:どこからどこまで(例:運用→改修、設計は一部でもOK)
- 工夫:考えた点(例:ログ追加、例外処理、手順見直し)
- 成果:どう良くなったか(例:問い合わせ減、作業時間短縮)
- 再現手順:自分じゃなくてもできる形(例:手順書、README、コマンド)
- 数字:可能な範囲で(例:毎日30分→5分、手戻り月3回→0回)
数字は盛らなくていいです。
“体感”でもOK。期間も入れるとさらに伝わります。
「2週間で改善」「3ヶ月運用して安定」みたいに。
NG例→改善例で理解する
職務経歴のNGはだいたいこれです。過去の僕です。
- 「〜を対応しました」連発で結論が見えない
- 定量がないからインパクトが弱い
- 専門用語だらけで、読む側がイメージできない
たとえば、こう変えるだけで別人になります。
- NG:「障害対応を担当。調査・復旧を実施」
- 改善:「障害の一次切り分けを担当。ログを追加し原因特定を早め、復旧までの時間を短縮(平均60分→20分)。再発防止として手順を整備し、同種障害の問い合わせを減らした」
ポイントは、課題→工夫→結果の順。
書けないときは「何が困って、何を変えて、何が楽になった?」で思い出すと出てきます。
キャリアプラン エンジニアは「3年の仮決め」で書類が一気に強くなる
書類が薄い人ほど、実は「方向性」が書けていないことが多いです。
逆に言うと、3年だけ仮決めすると、職務経歴の“選ぶ言葉”が変わります。
- 方向性:例)Web×クラウド/運用×自動化/品質改善 など
- 1年後:例)設計に触れる、IaCを触る、改善を回す
- 3ヶ月の成果:例)小さな自動化を1本、改善を1件、README化を1つ
僕はこれを決めた瞬間、「書くべき実績」が見えました。
逆に、関係ない作業は削れる。読む側もラク。結果、通りやすい。
次のまず“証拠”を整える最初の一手では、ここまで作った“証拠”をどう積み上げて、次の一手を決めるか。
迷いを減らすまとめに入ります。

まとめ|まず“証拠”を整える最初の一手
単価が上がる人って、才能より「伝わる形」を先に作ってます。逆に僕は昔、勉強も残業もしてるのに、職務経歴が“作業の羅列”で面談ゼロが続きました。悔しかった。でも原因はシンプルで、スキルがないというより“証拠がない”状態だったんです。ここを整えるだけで、応募前の不安もかなり軽くなります。
この記事の要点
- 単価アップは「中身」だけじゃなく、見せ方で決まる
- 作品より“実務の証拠”(課題→工夫→結果→学び)が効く
- 職務経歴は作業を成果に変換すると一気に強くなる
- いきなり転職を決めず、準備を進めた人が最後に勝つ
今日からの最初の一手
今日やるのは大きな決断じゃなくてOK。僕は「15分の棚卸し」から始めて、翌月には面談が入るようになりました。
- 棚卸しを15分だけ(担当範囲/工夫/成果/数字)
- 実績1本を“型”で書く(課題→工夫→結果→学び)
- READMEを整える(目的/使い方/工夫/学び/次)
- 2週間で小さな成果を1つ(手順化・自動化・ミニ改善)


