ポートフォリオが完成した瞬間、ホッとする反面、急に不安が来ませんか?
「これで応募して大丈夫?」「転職 ポートフォリオ 評価って結局どこで決まるの?」と、完成したのに手が止まる。僕もまさにそこで止まりました。周りの作品を見ては「足りない気がする」と焦って、2本目を作るべきか、直すべきか、判断できなくなったんです。
でも今ならはっきり言えます。差がつくのは“完成した後の動き”です。結論を少し先に出すと、次の一手は作品数を増やすことより、README・ログ・改善点を整えて「面接で語れる材料」を増やすこと。ここが固まると、不安が減って行動が進みます。
この記事では、未経験 ポートフォリオを「評価される形」に整える順番と、完成後の具体的な動き方(改善1つ・想定質問・レビュー・応募前チェック)まで、現役エンジニアの体験ベースで整理します。
前回までの記事
ポートフォリオ完成=ゴールではない
完成した瞬間に不安が出る理由
ポートフォリオが「一応動く」ところまで行った瞬間。
なぜか達成感より、変な不安がドッと来ました。
「これで転職 ポートフォリオ 評価って通るの?」
「見た目が地味すぎて、秒で閉じられない?」
そんな感じで、急に自信が消えました。
僕の場合、動く家計簿アプリを1本作って、GitHubに上げました。
制作期間は約2週間。平日は1日1〜2時間くらい。
やり切ったのに、なぜか次の日から手が止まりました。
理由はシンプルで、“比較”が始まったからです。
SNSで「未経験でも3ヶ月で○○作りました」みたいな投稿を見る。
自分のアプリは機能が少なく見える。
デザインも普通。コード量も少なそう。
すると頭の中で、勝手に減点方式が始まります。
僕はここで一度やらかしました。
「足りないなら足すしかない」と思って、機能を盛り始めたんです。
ログイン、通知、API連携、ダークモード…。
結果、どれも中途半端。バグが増えて、直しても直しても終わらない。
“完成したはず”のポートフォリオが、また未完成に戻りました。
この不安って、スキル不足というより「基準が見えない」ことが原因です。
何が正解か分からないから、他人の完成形に引っ張られてしまう。
だから完成した瞬間こそ、止まりやすいです。
➡ 箇条書き|完成後に出やすい不安
- これで応募していいのか分からない
- 他の人と比べて機能が少なく見える
- デザインが弱い気がする
- READMEが薄くて不安
- 面接で説明できる気がしない
差がつくのは“完成後の動き”
ここで伝えたいのは、ポートフォリオは「完成したかどうか」だけで決まらない、ということです。
採用側が見たいのは、完成度の高さより「この人、入社後に伸びるか」です。
その判断材料になるのが、完成後にどれだけ整えたか。
つまり、“見せ方”と“説明できる形”です。
正直、未経験の作品はプロダクトとしては粗いのが普通です。
それでも評価される人は、完成後にこういう動きをします。
「なぜ作ったか」を言語化する。
「どこで詰まったか」を残す。
「次にどう改善するか」を書けるようにする。
僕も一度盛って失敗したあと、方針を変えました。
機能を増やす前に、READMEを書き直した。
詰まったポイントをメモに残した。
改善点を3つだけ決めて、軽く直した。
これだけで、作品の見え方がガラッと変わりました。
なにより、自分が面接で話せる材料が増えたんです。
だから結論としては、ここからが本当の準備フェーズです。
次の章では、評価される形に整えるために「まず何を触るべきか」を、具体的に整理していきます。
まずやるべきは“見せ方の最適化”
READMEを“会話の土台”にする
ポートフォリオが完成した直後って、つい「次の作品作ろう」と走りたくなります。
僕もそうでした。完成した勢いで、2本目のアイデアをメモしてました。
でも現実は、ここで差がつきます。
転職で強いのは「作品が多い人」より、1本を“説明できる形”に整えている人です。
僕が最初に落ちたのも、ここでした。
当時のREADMEは、タイトルとURLだけ。
面接で「このアプリ、何を解決する目的ですか?」と聞かれて、言葉が詰まりました。
作ったはずなのに、説明できない。
その瞬間、「完成って何だっけ…」って冷えました。
採用側が見たいのは、派手なデザインよりも“会話の入口”です。
READMEが薄いと、質問が作れません。
逆にREADMEが整ってると、面接官は聞きやすい。
あなたも話しやすい。これが強いです。
最低限は、この5つでOKです。
目的/対象ユーザー/機能/工夫点/改善点。
この順番にすると、ストーリーが自然に語れます。
たとえば「家計簿アプリ」なら、
「支出をざっくり把握したい人向け」「入力を30秒で終わらせる」みたいな一言があるだけで、会話が生まれます。
完成度じゃなく、意図が伝わります。
ログとコミットで「成長の再現性」を見せる
次に効くのが、ログとコミットです。
未経験の転職で見られやすいのは、技術力の高さより「伸び方」です。
つまり、詰まった→調べた→直したの痕跡。
これがあると、「入社後も伸びそう」が伝わります。
僕は昔、エラーが出た瞬間に、コードをぐちゃぐちゃに直してました。
結果、何を変えたか分からない。コミットも1回だけ。
面接で「どこで詰まりました?」と聞かれても、思い出せない。
これ、地味に致命傷です。
逆に、ログが1行でも残ってると武器になります。
「○○のエラー→原因は△△→□□で解決」
これだけで、あなたの“学び方”が伝わります。
➡ 箇条書き|提出前に最低限そろえるもの
- READMEに「目的・対象・使い方」を書く
- 改善点を3つ決めて、文章で残す
- 詰まりログを1行でもいいので残す
- コミット履歴が“分かれてる”状態にする(雑でもOK)
- 動作確認をして、手順をメモする
ここまで整えると、同じ作品でも見え方が変わります。
そして次の段階は「何を足すか」ではなく、どこを直せば伸びるかが見えるようになります。
次の章では、完成後にやりがちな“やるほど遠回りになる行動”と、改善を回す順番を整理していきます。
完成後にやると差がつく“次の一手”3つ
ポートフォリオが完成すると、いったんホッとします。
でも同時に、「次に何すればいいんだ…?」が来ます。
僕はここで一回止まりました。完成したのに不安が消えない。
むしろ増える。周りの作品を見て、また焦る。
この段階で差がつくのは、難しい機能を足せる人じゃないです。
“完成後の動き”を3つだけやった人です。
どれも派手じゃない。けど、転職の評価に直結します。
軽い改善を1つ入れる
完成した直後に、いきなり大改修はしなくてOKです。
むしろ、やると沼ります。僕がやりました。
「認証も入れたい」「テストも書きたい」で1週間消えます。
おすすめは、軽い改善を1つだけ。
Before→Afterが作れると、面接で話す材料になります。
例えばこんな感じです。
・ボタンの余白を整える(UI微調整)
・入力エラー時にメッセージを出す(エラー処理追加)
・読み込み中の表示を入れる(体験の改善)
ポイントは「1つに絞る」こと。
改善が小さいほど、完走できます。
そして改善を完走した経験は、次の自信になります。
想定質問を自分で作る
完成した作品って、提出した瞬間に“面接の会話の土台”になります。
なのに僕は最初、作品だけ出して満足してました。
面接で「なぜ作ったの?」と聞かれて、うまく答えられない。
あの沈黙、地味にメンタル削れます。
面接で聞かれやすい質問は、ほぼパターンです。
・なぜ作った?
・どこで詰まった?
・次はどう改善する?
この3つを先に用意しておくと、急に強くなれます。
「自分で考えて作った人」に見えるからです。
➡ 箇条書き|面接で話せる3点セット
- 工夫点3つ
- 詰まりと解決1つ
- 次の改善案3つ
ここまで言語化できると、完成度がそこまで高くなくても戦えます。
逆に言うと、これがないと“良さ”が伝わりません。
他人に見てもらう
最後がいちばん効きます。
他人に見てもらう。これだけで視界が変わります。
僕は最初、恥ずかしくて見せられませんでした。
「こんなの見せたら笑われるかも」って。
でも思い切って出したら、返ってきたのはダメ出しじゃなくて、改善のヒントでした。
「ここ、説明が足りない」「この導線、迷うかも」みたいなやつ。
自分では気づけないポイントばかりです。
独学でも、やり方はあります。
・現役エンジニアの知人に頼む(5分でもOK)
・コミュニティで軽く見てもらう
・SNSで「READMEだけ見てほしい」と切り出す
・GitHubのIssueに自分で改善タスク化して、反応をもらう
重要なのは、完璧にしてから出すんじゃなく、出して直すこと。
これがそのまま「成長の再現性」になります。
次の章では、ここまでやった上で「転職応募に進むか/もう少し準備するか」を迷わず決める基準を整理します。
応募前にやるべき最終チェック
ポートフォリオが完成して、改善も入れて、READMEも整えた。
ここまで来ると、次に出てくるのはこの迷いです。
「…で、応募していいの?」
僕もここで何週間も止まりました。
応募ボタンを押すのが怖い。
「まだ足りないかも」が頭から離れない。
でも今振り返ると、足りなかったのはスキルじゃなくて判断基準でした。
だからここでは、焦らないための“最終チェック”を整理します。
「応募していい状態」の目安
応募していいかどうかは、完成度の高さではありません。
自分の中で、これにYESと言えるかどうかです。
・説明できる
・動作確認できる
・改善余地を言語化できる
この3つが揃っていれば、十分スタートラインです。
僕が初めて通過したときのポートフォリオは、正直デザインも普通でした。
機能も多くない。
でも面接では、こう話せました。
「ここで詰まりました。でもこう調べて、こう直しました」
「次はこの部分を改善したいと思っています」
その瞬間、面接官の反応が変わりました。
完成度よりも、思考の流れを見ているのが分かったんです。
応募OKの目安はこれです。
➡ 判断軸チェック
- 自分の言葉で5分説明できる
- 本番環境で問題なく動く
- 改善点を最低3つ言える
- 詰まり→解決の話ができる
これが揃っていれば、怖くても一歩踏み出していい。
まだ動かない方がいいサイン
逆に、まだ応募しない方がいいケースもあります。
ここは正直に言います。
・丸写し感がある
・途中放棄がある
・説明できない
僕も一度、チュートリアルそのまま出しそうになりました。
READMEも薄い。
「なんとなく動く」だけの状態。
面接で「なぜこの構成にしたの?」と聞かれて、答えられない。
あの沈黙は本当にきついです。
もし今、
「これ、自分で考えたと言い切れるかな…?」
「途中で投げた機能があるな…」
と思うなら、応募より先にやることがあります。
それは修正ではなく、整理です。
READMEを書き直す。
改善点を3つ出す。
詰まりログを振り返る。
たった1〜2日で整います。
でも効果は大きい。
応募はゴールではありません。
“準備が整った確認”です。
次の章では、完成後から応募までをスムーズに進めるための最終アクションプランをまとめます。
次の一手は“量を増やす”ではなく“材料を増やす”
ポートフォリオが完成すると、次に悩むのがここです。
「もう1本作った方がいい?」「作品数が少ないと不利?」
僕も焦って、2本目に突っ込みました。
でも当時の僕は、“作品を増やす=強くなる”と勘違いしていました。
結果、完成したのに説明できないものが増えて、面接で詰みました。
あのとき一番足りなかったのは、作品数じゃなくて話せる材料でした。
結論、次の一手は「量」ではなく「材料」です。
ここを厚くできる人ほど、転職で差がつきます。
作品を増やす前に材料を厚くする
採用側が見たいのは、完成度の高さだけではありません。
「この人、入社後に伸びそうか」を判断するための材料です。
作品を増やす前に、まずここを厚くした方が早いです。
- 改善履歴:どこをどう直したか(Before→Afterが言える)
- 設計意図メモ:なぜその構成にしたか(小さくてOK)
- 学習ログ:詰まった→調べた→直したの記録
僕は最初、ログを残すのが面倒でサボっていました。
でも一度、詰まった内容を1行メモするだけに変えたら、進み方が変わりました。
面接での「どこで詰まった?」に答えられるようになって、緊張が減ったんです。
材料は、後からまとめて作れません。
作っている途中、直した直後が一番濃い。
だから“完成後の今”が、材料を増やす最大のチャンスです。
「ポートフォリオ 何から作る?」と再び迷わないために
完成すると、また迷います。
「次は何を作る?」と。
ここでぶれると、また情報過多に飲まれて止まります。
僕はこれで何回も時間を溶かしました。
だから2本目以降も、決め方は固定します。
- 職種→言語→規模の順で決める
- 2本目は“背伸び”じゃなく、Lv2を目指す(CRUD+ひと工夫)
大事なのは、2本目を増やすこと自体ではなく、1本目で積んだ材料を使って「同じ型で進める」ことです。
これができると、迷いが減って継続できます。
完成後の次の7日間プラン
今日からの動き方を、7日分に落とします。
やることは少ないけど、効果が濃いやつだけに絞りました。
- README改善(目的/対象/使い方/工夫点/改善点を埋める)
- 改善1つ実装(UI微調整でもOK。Before→Afterを作る)
- 詰まりログ整理(直近の詰まりを3つだけ、1行で書く)
- 模擬質問への回答作成(なぜ作った?/どこで詰まった?/次は?)
これを7日で回すと、作品数は増えていなくても“強さ”が増えます。
そして次の応募や、次の制作が一気に楽になります。

